今回は「静岡茶」「宇治茶」など産地銘柄に対する産地の範囲や、「新茶」など業界で一般的に使われているが消費者には分かりにくい表現の明確化が中心。全国の茶商、生産者団体などの担当者で構成する緑茶表示検討専門部会を九月に発足させ、協議を進めてきた。
産地表示は都道府県名を産地の範囲として表示する。例えば福岡県の「八女茶」は福岡産が50%以上あれば表示可能という。来年から適用する見込みだが、罰則規定は設けず周知期間をつくって業界への早期浸透を図る計画。
業界用語の意味の統一は、新茶のほか「秋摘み新茶」や「完熟茶」などの表現は茶商の販売戦略の一つと認識し、実質的に各自の自主規制にゆだねることで落ち着く見通しだ。
今後は中央会が定める「緑茶の表示基準」を改正して今回の方針を盛り込み、関係者への周知徹底を目指すとともに、同会内に内部監査機関を設けて消費者からの苦情を受け付けたり、業界への指導を行い改善していくことも検討している。
日本茶業中央会は昨年末、緑茶の表示基準の改正試案で、「静岡茶」と表示できるのは静岡県内産の茶の葉を50%以上使ったときとする自主基準を決めた。二十四日には県茶商工業協同組合が今年の新茶期から試案に沿った表示に取り組む中で検討を重ねていくことにした。しかし一部の方が「50%試案」だけの対応では消費者の理解は得られないとの認識を示し、生産者側としては消費者にとって分かりやすい表示を目指していく考えを示しました。 県経済連で産地表示問題への対応をまとめている静岡県茶業委員会は「比率にこだわるより大事なのは消費者がよく分かる表示だ。流通業者との信頼関係の中で少し時間を掛けて」****しかし皆さん考えてください。商売に「嘘はいけません」産地を偽ることは!ところがです。福岡県立花町上辺春、八女郡黒木町大字大淵、八女郡矢部村は熊本県境にあと10kmしか有りません。矢部村は大分県中津江村と隣接します。中津江村などの茶は「福岡県側で揉めば」高くなるはずです。熊本県側で取れれば「熊本茶」福岡県側で取れれば「八女茶」になります。事実、熊本県から緑茶の生葉を茶園で買い「福岡県側の荒茶製造工場」で製造するも良くあります。この場合はなんと「八女茶」となります。福岡県八女地方でも早場時期(新茶の走り時期/4月末から5/5)に、八女市内の早場地区「岡山/龍ヶ原地域」から生葉を茶畑で直買いし八女郡上陽町や八女郡黒木町の茶工場で荒茶製造し「奥八女-上陽茶」とか「星野茶」また「奥八女-黒木茶」として販売している業者も事実います。すべての緑茶生産工場がそのようにしているわけではありません。誤解しないでください。なぜそうするのか?理由は「膨大な利益が出る」からです。周りが生産してない時に生産し販売すれば「莫大な利益」が出るのは当たり前です。もう一つは「消費者の要求」からです。消費者が「新茶がほしい!!」と云われると「供給しなければ!」と云った意識が働くのです。人間の弱さです。お茶はDNA鑑定なんかには向きません。100%の産地明確化など「絵に書いた餅」です。絶対ありません。「事実を知らない役所の役人」の「仕事しました」ポ−ズしか他なりません。先ほどの50%超えたら産地明確化出来る?では52%が八女茶で48%が中国茶でも「八女茶」の表示が出来るの?之なんかは「全くの茶番」です。おもしろくない「漫才」と一緒です。

日本緑茶は、特に天候に左右されます。ポイントは日照時間と雨量と霜害です。毎年同じ茶園で「同じ味の緑茶」は100%製造できません。以外と之を知らない方が多いのです。当社でも40の生産農家と契約していますが「霜害で「収穫が8割減」と云ったことがありました。今から20年前の4月の忘れ雪でした。茶山は真っ赤にいや、茶色に新芽が焼けているのです。ほんとに茶色になるのです。当社の販売のための高級煎茶は全く手に入らない状況でした。その事で懲りて当社は、「地域の違うお茶」のブレンド。つまり茶業者の言葉で合組(ごうぐみ)に熱意を注ぎます。日本緑茶は紅茶と違い「よいお茶」は生産量が単位当たり荒茶で200kg前後です。たとえば夏向きと冬向きのお茶が有ります。当然ブレンドで味を変えます。再製加工の段階で「火入れ」が重要な要素になります。之により夏向き/冬向きに「火入れ」をします。夏は「味を薄く」ソウメンの感じで、また冬は「濃厚な火入れ」をいたします。これに配合する緑茶の配合を変えます。日本人は1億2000万人ですが「それと同じ」品種のお茶が存在すると云っても過言では有りません。つまり「一つの茶山」がありまして東西南北の斜面の茶畑では「まるで違う茶」が出来ます。おいしい茶が出来るのは「東側」です。次に「南側」から「西」「北」になります。一軒の生産農家からで之です。味が濃いお茶、香りが良いお茶、差し(何回も出る)が利くお茶、水色が良いお茶、形状がよいお茶、粉が少ないお茶、など、これらが八女地方でも天候に左右されるのです。当然最終消費者の口」には「おいしく安いお茶」が届かなければなりません。すべては「お客様がうまい」の為です。お茶が農産物で自然依頼品である以上やむを得ませんと考えます。「お客様は産地」を買われるのではありません。「当社、茶老舗宇治屋のおいしいお茶」を買われると信じております

冷凍ホウレンソウや枝豆など、次々に発覚する中国産輸入野菜の残留農薬問題。なぜこれほどまでに農薬が検出されるのか。中国国内を歩くと、家庭でも不安を持ち、農薬問題への認識は広がっている。中国政府も13億人への食料確保を最優先する政策から、食品の安全性に目を向け始め、本格的な農薬規制に乗り出した。しかし、規制の徹底が難しい人口大国の現実もみえる。
■禁止薬品使用
残留農薬への不安は、中国の一般家庭にも広がっている。
上海市内の市場で娘(14)と野菜を買った生金蓉さん(42)さんは「洗剤を入れた水に5分ほど野菜をつけ、その後に洗い流しています」と話す。「洗剤も怖い」と話す女性(57)もいたが、若い世代の多くは野菜を洗剤で洗っているようだ。
野菜も洗える家庭用洗剤を96年から販売している上海花王の施曼珍・消費者服務部長は「90年代に入り農薬使用が増え、洗剤が使われるようになった」と話す。600ミリリットルサイズで10〜15元(160〜240円)。年間数万本が売れるという。
北京市が7月に公表した調査結果によると、市場で売られていた野菜の10・9%から有機リン系の残留農薬が検出された。安徽省では7月、スイカを食べて腹をこわすなどの被害が頻発。新華社電によると、農家がスイカを短期に成長させるため、禁止された化学薬品を使用していた。
■なぜ基準値超える
基準値をはるかに超える残留農薬が相次いで検出されるのはなぜか。
中国で生産される野菜は、国内向けと日本など輸出向けとが別の畑で作られる。しかし、7月上旬に山東省の安丘市郊外で、日本向けの長ネギやアスパラガス、豆類の生産現場を視察したJA宮崎中央会農政課の曽我部学主幹は「畑のあちこちに農薬の空袋や空き瓶が散乱していた」と言う。奥地の章丘市の長ネギ畑でも農薬の空袋が放置されていた。輸出向けでも農薬が使われていたことを示す"物証"だった。
曽我部主幹は「空き袋を放置するのは、農薬の危険性を認識していない証拠。中国政府は『農薬の使い方を指導している』と話すが、末端まで行き届いてないのでは」と疑問を投げかけた。
現地の農業事情に詳しい日本の商社関係者は(1)20〜30倍に薄めて使用するはずの農薬を、そのまま使うなど農民の知識不足や生産管理に問題がある(2)DDTなど分解されにくい農薬を長期間使用していたため、土壌に汚染物質が残っている(3)農薬は通常なら芽が出る時に散布するが、少しでも見栄えを良くしようと収穫直前にも散布する――ことが原因と指摘する。
同じ畑で同じ作物を作り続ける傾向も強く、「連作障害を防ぐため、農薬を大量にかける」と指摘する関係者もいる。
■対策進むか ?
「量から質に重点を置き、安全な野菜を提供しなければならない」。
中国の温家宝副首相は7月23日に開いた野菜供給に関する全国会議で強調した。農業省は昨年から「無公害食品行動計画」を推進し、農水産物などの安全性向上を目指している。しかし、日本側では「人口13億の国だから徹底は難しい。日本の輸入業者が指導するしかない」(農水省野菜課)という見方が強い。なんという日本政府の無策か?
■規制強化後に輸入増加
残留農薬問題は今年2〜3月、農民運動全国連合会の調査で、中国産冷凍ホウレンソウから殺虫剤のクロルピリホスが基準(0・01ppm)の9倍検出されたのが発端。
4月以降、検疫所で基準値を超える残留農薬が見つかった中国産農産物は75件に達している。うち、過半数の46件は冷凍ホウレンソウで、クロルピリホスが基準の86倍も検出されたケースもあった。他に、サヤエンドウ10件▽シソ大葉7件▽セロリ、落花生、ケール(青汁などの原料)各3件▽冷凍ニラ、冷凍枝豆、エリンギ茸各1件。
厚生労働省は5月、中国産冷凍ホウレンソウの輸入業者に自費で農薬の残留検査を命じた。輸入届け出は1月末に週90件、1178トンあったのが、7月第2週には14件、339トンまで激減した。
厚労省は7月10日、業者の抜き取り検査の検体数を8から16に増やし、輸入自粛も要請した。ところが翌7月第3週の輸入届け出は36件、742トンと前週の倍以上に増加した。第4週は6件に再び減少しており、厚労省の担当者は「規制強化にあわてた業者が駆け込みで届け出たのかもしれない」と話している。
7月末には特定国の特定食品を包括的に輸入禁止にできる改正食品衛生法が成立した。
<検疫所で基準超の農薬が検出された中国産農産物>
(冷凍ホウレンソウ計46件を除く、単位ppm)
|