八十八夜までに摘んだ新茶の若芽を、全国で唯一の手造り焙炉製法による樫木炭火入れの独特の技術で製造し、マイナス五度Cの冷蔵庫で保管し、真空缶詰で販売しております。
 初代より屋号を「宇治屋」と称し、宇治茶を商っておりましたが、五代目が八女茶を育成し、八女茶売り拡めの祖者としても有名でございます。ご賞味ください。

 

 
日本茶の中で最も上等なお茶が玉露です。
玉露は茶樹の新芽が伸びてきた頃に覆いを被せて陽の光が当らないようにし、大切に育てられるのです。
おいしく、上手にいれられた玉露の味は甘いのです。
この甘さは玉露でしか味わえない独特な甘みで、濃厚ですが若々しいアオさを感じさせる甘さです。
玉露はその濃厚な味故、大量に飲むお茶ではありません。
人肌程度のお湯を入れ、ほんの二口か三口程を口に含み、舌の上を転がしながら味わうお茶なのです。
 
抹茶というと手順や作法を覚えなければならない茶道の世界のお茶だと思われがちですが、お茶の葉が持っている豊富な成分のすべてを味わえるお茶なので、形式にとらわれずに家庭でも、もっと気軽に楽しんでみてはいかがでしょうか。
抹茶となるお茶は玉露と同じに直射日光を遮断して育てられます。
こうして育てられた葉を蒸した後、風を当ててつくっている葉をバラバラにし、熱を加えて乾燥させ、石臼でひいて粉にするのです。
この粉状にするお茶の飲み方も、もとはといえば中国から伝わってきた飲み方でした。
 
一般的に広く飲まれているお茶が、この煎茶です。
新鮮な香りとさわやかな味。
そして見た目に鮮やかな色。
お茶の持っているいいところのすべてを堪能できる日本茶の基本ともいえるお茶です。
初摘みの新茶は色と香りが若々しくさわやかで、茶葉にお茶のおいしさが詰まっている感じです。
しかしこれが二番茶、三番茶と葉摘みの時期が遅くなるにつれ、おいしさも減っていってしまうのです。
また、煎茶はいれるお湯の温度によって味もずいぶん変わります。
熱湯でいれると苦味のきいたお茶になり、ぬるめにして入れると甘さの感じれるまろやかなお茶になります。
 
 
  ●抗アレルギー作用
  ●抗ウイルス作用
  ●抗がん作用
  ●抗菌作用
  ●抗酸化作用
気管支喘息、鼻炎、花粉症などのアレルギー症状を抑制する作用のこと。
外部からチリ、薬物、花粉などの抗原が体内に侵入すると、体内で抗体が作られる。抗体が出来上がった後に、ふたたび上記のような抗原が入ってくると、結合組織内の肥満細胞で抗原抗体反応が起こり、結果として細胞内のヒスタミンなど生理活性物質が遊離し、蕁麻疹様の症状などが現れる。
緑茶に多量に含まれるカテキン、とくにエピガロカテキンガレート(EGCG)は上述のアレルギー症状を抑制する作用を示すが、近年、えCGCが動物の肝臓や腎臓でカテコール-0-メチルトランスフェラーゼの作用で生成する3または4-0-メチルEGCGがEGCGよりさらに強い抗アレルギー作用を示すことが判明した。
ウイルスの増殖を抑制する作用。ウイルスは植物、動物、細菌などの生きた細胞に寄生し、その細胞内でのみ増殖できる。
保持する核酸の種類により、DNAウイルス、RNAウイルスに区別する。いずれも数百ミリミクロン以下ときわめて小さい。
ヒトの肝炎や肝がんを起こす肝炎、あるいは肝がんウイルス、風邪の原因となるインフルエンザウイルスなどはDNAウイルスであるが、エイズの原因となるエイズウイルスは、レトロウイルスの1種で、RNAと逆転写酵素をもつ典型的なRNAウイルスである。
茶葉の抽出物、あるいはカテキン類は少なくともin vitroの実験でこれらいずれの型のウイルスに対しても有効で、ウイルスを不活性化する力をもつことが証明されている。
日常的なお茶でのいがいは、インフルエンザウイルスからの感染を防御する作用があるという。
ガンの発症(転移を含む)を抑制する作用。
ガンの発症原因は、約10パーセントがウイルスや放射線・紫外線によるもので、残りの大部分は食品、タバコ、大気汚染物質などに由来する化学物質によると推定されている。
化学物質による発がんはイニシエーション(開始期)とプロモーション・プログレッション(増殖期)との2段階に分けられる。
前者の過程では、細胞の遺伝子DNAに不可逆的な損傷、変化が起こって変異細胞となり、後者の過程ではそれが固定化されてがん細胞となり、増殖を繰り返す。
イニシエーションを誘導する化学物質にはN-ニトロソアミン(第2級アミンと亜硫酸との反応で生成)やベンゾ[a]ピレンなど、多環芳香族炭化水素が知られ、一方、プロモーション・プログレッションを誘導する化学物質としてはクロトン油中に含まれるTPA(フォルボールエステル)や食塩、胆汁酸などが知られている。
茶葉抽出物、あるいはカテキン類が微生物や動物培養細胞を用いた実験で、抗突然変異作用、抗プロモーション作用を示すことが発端となり、マウスやラットを用いた実験系で、さまざまながん(胃、小腸、十二指腸、大腸、膵臓、肝臓、乳腺、肺、皮膚など)に有効であることが実証されている。
また他の臓器への転移の抑制作用や、アポトーシス(自然死)誘導効果もあるという。カテキン類だけでなく、分子内にカテキン構造を有する多糖類(複合タンニン)にも抗がん作用、転移抑制作用が見出されている。

細菌や真菌など微生物の増殖を抑制する作用。
一般に細菌による食中毒は、細胞の産生する毒素による場合(黄色ブドウ球菌の産生する毒素、エンテロトキシンや、ボツリヌス菌の産生する毒素であるボツリヌス毒素A〜G)と、細菌の消化管内での増殖による場合(腸内ビブリオ菌、サルモネラ菌、下痢起因性大腸菌)とがある。
この中でとくに腸管出血性大腸菌O-157によるものは1990年に埼玉県で死者1名を出し、1996年には岡山や大阪(堺市)で1万人余の患者を発生させて問題となった。
一方、経口伝染病を引き起こす細菌として、コレラ菌、赤痢菌、腸チフス菌、パラチフス菌などが知られている。
緑茶抽出物やカテキン類には、以上に述べた菌の増殖や、菌の産生する毒素の働きを強く抑制する作用のあることが証明されている。
酸化を抑制する作用。
水や空気中酸素による食品の酸化では、とくに不飽和脂肪酸を含む油脂の酸化と変質、劣化が問題となるが、抗酸化作用の強い茶のカテキン類やビタミンEを添加することによって、その酸化が抑えられる。
一方活性酸素による生体組織の酸化では、生体組織の酸化では、生体膜リン脂質(不飽和脂肪酸を含む)の他、タンパク質(種々の酵素を含む)や、遺伝の情報を担うDNAの傷害などが関連し、ひいては肝障害や循環器系疾患、あるいはガンなどの疾病、さらには老化を誘導するものと考えられている。
緑茶に多量に含有されるカテキン類にはin vitroにおける過酸化物(例えばt-ブチルヒドロペルオキシド)誘起の過酸化反応はもちろん、in vivoにおける酸化反応生成物(チオバルビツール酸反応生成物、TBARS)の生成、蓄積を有意に抑制する作用のあることが証明されている。
そして、その抗酸化作用活性はカテキンの種類によって若干異なり、エピガロカテキン(EGC)とその没食子酸エステルであるエピロガロカテキンガレート(EGCG)がもっとも強く、少なくともin vitroの実験系ではビタミンCやE、あるいは食品添加物として使用されているBHT(t-ブチルヒドロキシトルエン)をうわまわる。